東南アジア地域は我が国が推進している「一帯一路」構想の重要な構成部分であり、日本政府が注力している「自由で開かれたインド太平洋戦略」の重点地域でもある。この地域において、日中両国の貿易·投資が著しい競争関係を呈している。一方、両国の比較優位産業や投資分野が異なるため、日中が東南アジアで連携することは双方の利益と合致している。本稿では、日中が東南アジア諸国との経済貿易や投資を分析し、特に日本の多国籍企業がこの地域における投資の実態を明確にし、第三国における日中連携のルートを探る。